パルシステム千葉 活動報告

【開催報告】にじいろぱる松戸六実で開催!!「生活リハビリ講座」〜生協10の基本ケア〜

7月16日に「にじいろぱる松戸六実」にて「生活リハビリ講座(生協10の基本ケア研修)」を開催いたしました!
私たちは、誰もが最期まで自分らしく、誇りをもって生きる「ふつうのくらし」を地域の中で続けられるよう、「尊厳を護る」「自立を支援する」「在宅生活を支援する」という3つの理念を大切にしています
今回の研修では、この理念を改めて振り返るとともに、自立支援介護の実践に向けた介護技術を学びました!

■ 身体の自然なメカニズムと重心バランスの基礎知識を深める!

私たちが普段何気なく行っている「座る」「立ち上がる」といった動作には、物理的・生理的な仕組み(バイオメカニクス)が存在します。研修では、まずその自然なメカニズムを正しく理解することから始めました。

【支持基底面と重心線 】
床に接している面積「支持基底面」に対し、身体の重さの中心から下ろした「重心線」がその中心に近いほど、姿勢は安定します

【足を床につけることの科学的理由】
足の裏にしっかりと圧がかかる生活を送ることで、初めて脳が目覚め(覚醒)、食事や排泄を正常に行うための土台が作られます

【前かがみ(おじぎ)姿勢の重要性】
立ち上がる際、人間の身体は自然と頭を前に出し、約60度の前傾姿勢をとります
。この自然な動きを無視して、前から力任せに引き上げる介助をしてしまうと、ご利用者自身の筋力を上手く活用することができません。

■ ご利用者の潜在能力を発見し、それを活かす支援技術を磨く!

自立支援介護において最も大切なのは、「できないことを代わりにやってあげる」ことではなく、「できること(残存機能や潜在能力)を発見し、それを最大限に活かすこと」です

これをチームで実践するためには、職員一人ひとりが同じ知識・技術を持つ必要があります。「誰が関わっても、関わるたびに同じケアができる」——声のかけ方も一緒、触れる箇所も一緒、タイミングも一緒、やり方も一緒、使う関節や筋肉も一緒。これが事業所の価値であり、統一されたケアを提供することで、はじめてご利用者の状態改善につながります!

 

■ 動作の連動性を理解し、ご利用者のペースに合わせた介助を学ぶ!

① おじぎ体操(重心を前に乗せる訓練)

立ち上がりの第一歩は、まず「前かがみ(おじぎ)」になって重心を前に移動させ、足の裏に体重を乗せることです。介助者は横に座り、利用者の背中を支えて自然な前かがみ動作を促します

② お尻上げ体操(自力で立ち上がる訓練)

おじぎで足底に体重が乗るようになったら、次は「お尻を浮かせる」訓練です。「立ち上がる」ということは、座面からお尻を離して足の裏だけで体重を支えるということです。そのためには、重心を前方に移動して、足の裏だけで得られる狭い支持基底面の中に重心を納める必要があります。高い座面から始め、徐々に座面を低くしていきながら負荷をかけ、最終的には自分の力で立ち上がれる筋力を身につけていきます。

 

最後には、介護事業部の伊藤部長より振り返りと温かい労いのお言葉がおくられました。
参加した職員からは、以下のような前向きな感想が多く寄せられ、非常に実りの多い時間となりました。
・「実際に体験する事で、身体のどの筋肉を使っているのか分かりました。」
・「自分が利用者役になってみて、肘を曲げておじぎをすると足の筋肉を使って立てることが分かった。」
・「これまでは自分がご利用者を抱えて立位をとっていたような気がします。研修を通じてしっかり実行できればと思い、とても勉強になりました。」

これからもご利用者一人ひとりの「自分らしく生きたい」という想いに寄り添い、「できること」を増やすことにこだわった自立支援介護を地域に届けてまいります!

~自立支援介護の実践にあたり、あなたの力が必要です!!~

パルシステムグループでは、一緒に働く仲間を募集しております!!

さまざまな研修を企画し、スキルアップできる機会を提供しております♪
下記の採用ページをご覧いただき、自立支援介護の実践にお力をお貸しください

※パルシステム東京: 介護支援専門員 / 訪問介護スタッフ / グループホーム / デイサービス

※パルシステム神奈川:介護支援専門員/訪問介護スタッフ

※パルシステム千葉: サービス付き高齢者向け住宅スタッフデイサービススタッフ


江田和彦(パルシステム生活協同組合連合会 運営本部 総合福祉事業推進室)
大学で高齢者福祉を専攻し、特別養護老人ホームで介護職員、生活相談員、介護支援専門員として勤務後、パルシステム連合会に入協しました!
事業支援や研修の企画・運営、生協10の基本ケアトレーナーとして日々奮闘しております♪

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