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【動画】生協10の基本ケアの動画が完成しました!

撮影にご協力いただきました、ご利用者の皆様、ご家族の皆様、事業所の皆様
本当にありがとうございました。

この場を借りて御礼申し上げます!

 

「生協10の基本ケアって、一体どんなもの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

この生協10基本ケアの内容を分かりやすく説明するために動画を作成しました。

 

【生協10の基本ケアとは?】

「生協10の基本ケア」は、市民生活協同組合を母体とする社会福祉法人 協同福祉会が考案した介護の指針です。

利用者が住み慣れた自宅や地域で、できるだけ自分らしく生活を続けられるようにするための

大切な考え方などを記載しています。

どのようなことに気を配り、どのような支援をしたら良いのか、
10の章に分けて分かりやすくまとめたものです。

 

第1章「換気をする」
換気や水分摂取など、健康管理に気を配ります。元気な体を取り戻し維持します。

第2章「床に足をつけて座る」
足の裏に力を加えると、脳が刺激され覚醒します。寝たきりを防ぎ、正しい姿勢での食事やトイレでの排泄など、普段の生活で必要な“正しい姿勢で座れること”を維持します。

第3章「トイレに座る」
オムツからトイレでの排泄に移行することで、心地よく健康的な生活を送ることができます。安全で快適なトイレ利用をサポートします。

第4章「あたたかい食事をする」
あたたかく、おいしい食事でお腹も心も満足します。食事に関して適切な支援をするため、一緒に調理を楽しんだり、誤嚥や窒息などの事故を防ぐための知識や技術を身に付けます。

第5章「家庭浴に入る」
入浴は体にとって沢山のメリットがあります。入浴の習慣を継続していただくために支援し、健康寿命を延ばします。

第6章「座って会話をする」
介護を受ける人と介護する人が、お互いを大切な仲間として認め合います。両者が同じ目線で話し合い、お互いの気持ちや考えを理解し合います。安心できる関係をつくり、誰もが居心地よく過ごせる場所をつくります。

第7章「町内にお出かけをする」
外出して地域の人々と交流することで、社会とのつながりを保ちます。外出や人との出会いは、心身の健康維持とリフレッシュにつながります。

第8章「夢中になれることをする」
日々の生活に楽しみと活力を与えてくれる趣味や活動を共に見つけ、毎日の生活に新たな喜びをもたらします。

第9章「ケア会議をする」
利用者が望むくらしを実現するために、利用者本人・家族・専門職が一堂に会してし合う場を設けます。それぞれの想いや専門知識を持ち寄り、住み慣れた地域や自宅での自立した生活を支援します。

第10章「ターミナルケアをする」
病気や老いと向き合いながらも、その人らしい生活や想いを尊重し、最期の時までかけがえの無い時間を過ごせるよう支援します。

私たちパルシステムが提供するのは、単なる介護サービスではありません。
利用者一人ひとりの尊厳を守り、その方が望む生活を実現するためのサポートをすることを目標としています。

みなさんが、いつまでも自分らしく、笑顔で過ごせますように
そんな社会を目指して、パルシステムは今日も頑張ります!

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