10月14日、今年度3回目となる生協10の基本ケア スターター研修をハイブリット形式で開催いたしました\(^o^)/
研修に先立ち、パルシステム連合会 総合福祉事業推進室の沖倉室長より、「パルシステムグループにおける生協10の基本ケアの取り組み、認定制度、そしてケア浸透に向けた意義と目的」についてご講演いただきました。グループ全体で推進するケアの重要性が改めて共有され、受講者の意識が高まる貴重な時間となりました!!

皆さん、真剣な表情で聞いていらっしゃいますね♪
午前のプログラムは、講義です。
今回の講師は、パルシステム神奈川で「トップ認定」を受けている役職員が担当しました。現場経験が豊富で、初任者研修の講師も務める指導のスペシャリストです♪



上記は、講義中のひとコマです!!
自立支援介護の基本は、「動作や行為の主体は常にご利用者である」という点にあります。介助者は、ご利用者の残された動く力を最大限に引き出し、安全かつ安心、そして正しい動作が習慣化するような環境を整える役割を担うことを再確認しました!!
午後のプログラムは、実技演習(起き上がり・三角移乗)です♪
単に介助の手順を確認するのではなく、なぜその介助が必要なのか、ご利用者の能力をどのように引き出すのかという根拠を深く掘り下げて学習しました!




実技演習を通して、支援における重要な視点を改めて理解することができました。
まず、できる動作とできない動作を見極めることはもちろん、できない動作については「どの部分」ができないのかをしっかりと分析すること、さらに能力はあるのに実行していない動作を把握するなど、一つの動作や生活行為を細かく分解して捉えることの大切さを学びました。
また、その場面だけの一時的な支援にとどまらず、できづらさや分かりづらさの原因を把握し、日常生活全体の中で適切に能力を発揮できるよう継続的に関わっていくことが重要であると感じました。
そして何より、「できない」という結果で終わらせるのではなく、「どうしたらできるのか」という前向きな視点で想像力を働かせながら支援方法を検討する姿勢が不可欠であることを理解しました!
今回の研修においても、オンライン会場にはパルシステム東京のトップ認定者に補助講師としてご協力いただきました!
オンラインでは伝達が難しい実技のポイントや、現場で特に留意すべき点について、きめ細やかな個別指導を提供いただいたことで、受講者はオンライン環境にありながらも、質の高いフィードバックを得ることができました♪
この手厚いサポート体制は、受講者全員の理解をより一層深めることに繋がりました。
今後も生協10の基本ケアを通じ、「できること増やすことに徹底的に取り組んでいきたい」と思います!
次回は、トイレ介助・入浴介助演習の開催報告をアップさせていただきますので、お楽しみに~♪
~私たちを一緒に自立支援介護の実践しましょう♪~
パルシステムグループでは、一緒に働く仲間を大募集しております!!
さまざまな研修を企画し、スキルアップできる機会も提供しております♪
下記の採用ページをご覧いただき、自立支援介護の実践にあなたのお力をお貸しください♪
※パルシステム東京: 介護支援専門員 / 訪問介護スタッフ / グループホーム / デイサービス
※パルシステム神奈川:介護支援専門員/訪問介護スタッフ
※パルシステム千葉: サービス付き高齢者向け住宅スタッフ / デイサービススタッフ
江田和彦(パルシステム生活協同組合連合会 運営本部 総合福祉事業推進室)
大学で高齢者福祉を専攻し、特別養護老人ホームで介護職員、生活相談員、介護支援専門員として勤務後、パルシステム連合会に入協しました!
事業支援や研修の企画・運営、生協10の基本ケアトレーナーとして日々奮闘しております♪

