2026年2月7日(土)、一般社団法人 全国コープ福祉事業連帯機構が主催する「2025年度全国事例発表会」が開催されました。
この発表会は、全国の生協の介護現場で輝く職員たちが一堂に会し、日々の実践を称え合う場で、今回が第1回目の開催となります!
当日はオンラインと会場を繋ぐハイブリッド形式で行われ、全国31法人から約400名が参加しました 。パルシステム東京が発表者として 、パルシステム連合会が実行委員として運営に携わり 、この学びの場をバックアップしました♪
そして、今回の発表会において、パルシステム東京の取り組みが「生活の再建アセスメント賞」を受賞いたしました。その取り組み内容をご紹介いたします\(^o^)/
■パルシステム東京の発表
パルシステム東京からは、デイサービスセンター上町陽だまりだんらんの芝原施設長・大和田看護師が登壇し、「最期まで夫婦一緒に自宅で暮らし続けるために~見えてきた課題は妻の排泄の自立でした~」をテーマに発表しました。
この事例は、骨折による入院後、自力での座位が困難な状態で自宅に戻られた90代女性の支援事例です。「住み慣れた自宅で、夫と二人でくらし続けたい」というご本人の願いを叶えるため、「生協10の基本ケア」に基づき、約3年にわたって支援を続けました。
支援は段階的に進められました。最初の1年間は、全ての土台となる「足を床につけて座る」姿勢づくりに注力し、基本の徹底を図りました。ケアを続ける中で、「夜中に夫を頼らず、自分の力でトイレを済ませたい」というご本人の本当の想いを見いだし、自立への新たな気づきを得ました。現在は、転倒リスクを抑えながら本当の意味での在宅生活の継続を目指し、「完全に自立したトイレ動作」の獲得に向けた生活リハビリを継続しています。
この取り組みは、単なる機能回復にとどまらず、ご本人の尊厳と家族への想いを大切にした質の高いケアの実践例として注目されました。


■ 栄えある「生活の再建アセスメント賞」を受賞
今回の発表会において、パルシステム東京の取り組みが「生活の再建アセスメント賞」を受賞いたしました。受賞理由は、排泄という日常生活の基本動作に着目し、詳細なアセスメント(状態把握)と生活リハビリを通じて、在宅生活の再建を支援する質の高いケアを提供したことです。単なる機能回復だけではなく、ご本人の「家族を想う心」や「自宅のくらしの意向や希望」を汲み取った点が、全国の仲間の共感を呼び、高い評価へと繋がりました。


■ 全国から集まった「みらいへのエール」
発表会では、パルシステム東京のほかにも、社会福祉法人協同福祉会、コープあいち、エフコープ生活協同組合、福井県民生活協同組合、コープみらい、医療⽣協さいたま⽣活協同組合など、全国の法人から感動的な事例が報告され、全国の仲間と贈り合う「みらいへのエール」の場となりました♪

今回報告された全ての事例の根底には、私たちが大切にしている「生協10の基本ケア」、そして何より「その人らしさ」や「本人の思いや願い」を諦めないという強い想いがあることを再確認いたしました。
介護が必要になっても、あるいは支える側が壁にぶつかっても、「一人ではない」という絆があれば、何度でも現場から未来をアップデートしていけるのだと確信しております。
発表者ならびに実行委員として参加したパルシステムグループとしても、こうした全国規模の交流を通じて、介護の質の向上と働く職員のやりがいの醸成に今後も取り組んでいきたいと思います!
そして、目の前の大切なご利用者様が「ふつうのくらしを、どこでも、いつまでも」続けられるよう、一人ひとりの想いに寄り添った質の高い介護サービスを追求していきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました\(^o^)/
~自立支援介護の実践にあたり、あなたの力が必要です!!~
パルシステムグループでは、一緒に働く仲間を募集しております!!
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※パルシステム東京: 介護支援専門員 / 訪問介護スタッフ / グループホーム / デイサービス
※パルシステム神奈川:介護支援専門員/訪問介護スタッフ
※パルシステム千葉: サービス付き高齢者向け住宅スタッフ / デイサービススタッフ
江田和彦(パルシステム生活協同組合連合会 運営本部 総合福祉事業推進室)
大学で高齢者福祉を専攻し、特別養護老人ホームで介護職員、生活相談員、介護支援専門員として勤務後、パルシステム連合会に入協しました!
事業支援や研修の企画・運営、生協10の基本ケアトレーナーとして日々奮闘しております♪

