パルシステム神奈川 活動報告

【全国の仲間と「自立支援」を深める!】「生協10の基本ケア講座(東日本エリア)」に研修講師を派遣しました♪

この度、パルシステム神奈川・パルシステム連合会より一般社団法人 全国コープ福祉事業連帯機構主催の「生協10の基本ケア講座」へ、講義・実技の講師を派遣しました!!

今回は、東日本エリアの会場である「医療生協さいたま」にて、10月25日~26日の1泊2日の日程で、全国10の法人から集まった27名の受講生とともに開催されました。

担当講師は開催前日から実技等の最終確認を行っております♪
起き上がり動作や移乗動作、入浴介助の方法など、手順だけでなく、具体的な指導のポイントについて、時間をかけて目線合わせをし、共通認識を持ちました!

 

講座の1日目は、現在の社会情勢について理解を深めながら、改めて介護のプロとして自分自身の介護を見つめ直し、できること」を最大限に引き出す「自立支援介護」への意識転換について学びました。また、「徹底した自立支援で私たちがみらいをひらいていくこと」や、丁寧なアセスメントを通じて「人間の自然な動作を活用し、本人の動く力を最大限に引き出す」ことの重要性等について、講義を通じて学びました!

 

 
日常生活の中で最もくり返される動作のひとつが「座ること。」
座るの前後には「立つ」や「歩く」などの連続する動作があり、排せつや食事などの目的ある動作につながっています。
講義の中で、下腿長やいすの高さの測定適正な座位自然な立ち上がり着座の動作も体験しました♪

講座の2日目は実技演習です!!
前日に学んだ「支持基底面と重心の関係性」「適正座位からの自然な立ち上がり・着座動作」「下腿長に合わせた椅子やテーブルの選定」「動作や行為の主体は本人であり、介助者が一方的に動かすのではなく、本人の動く力を最大限に活用する」ことを意識し、起き上がり動作、おじぎ体操・お尻上げ体操、三角移乗、トイレ介助、入浴介助の実践を行いました♪

 

 
【ご利用者の支持基底面の中心に重心移動をサポートすることを意識し、具体的な手順や指導のポイント等を確認しました♪】

【今回参加された受講生との集合写真です!!】

【こちらは、講義/実技演習をサポートした講師の皆さまです♪】

今回の講座では、全国から集まった他法人の講師や受講生の皆さまと、それぞれの地域や現場での「生協10の基本ケア」の実践事例、そして独自の教育プログラムなどについて深く交流する機会に恵まれました。
現場の最前線で取り組む熱意ある仲間との学び合いは、私たち講師陣にとっても、新たな気づきと視点をもたらす貴重な経験となりました。
今回学んだことをグループの皆さまと共有させていただきます!

~自立支援介護を目指しませんか??~

パルシステムグループでは、一緒に働く仲間を募集しております!!
下記の採用ページをご覧いただき、一緒に自立支援介護に取り組みましょう♪

※パルシステム東京: 介護支援専門員 / 訪問介護スタッフ / グループホーム / デイサービス

※パルシステム神奈川:介護支援専門員/訪問介護スタッフ

※パルシステム千葉: サービス付き高齢者向け住宅スタッフデイサービススタッフ


江田和彦(パルシステム生活協同組合連合会 運営本部 総合福祉事業推進室)
大学で高齢者福祉を専攻し、特別養護老人ホームで介護職員、生活相談員、介護支援専門員として勤務後、パルシステム連合会に入協しました!
事業支援や研修の企画・運営、生協10の基本ケアトレーナーとして日々奮闘しております♪

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